蓄音機とSP盤  

モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲4番

 クライスラーVn、
    ロナルドcond.






ベートーベン
ピアノ三重奏曲「大公」

コルトー P、ティボーVn、
     カザルスVc

バッハ 
無伴奏チェロ組曲2番、3番

   パブロ・カザルスVc

2002年の後半はSP盤を100枚程度集めました。頂いたものもありますし、ネットなどを利用し
て購入したものもあります。歌ものが多いのですが、ほとんどが1枚ものです。以下はセットもの
のアルバム写真です。

サウンドボックスはオリジナルの
HMV5Aが付いていて、針は鉄
針と竹針を使用しています。

写真は竹針で、HPリンク集にもあ
る、わたるさん作の「由布」を愛用
しています。「由布」は声や弦楽器
が鉄針に比べてしなやかです。
反対に大編成でダイナミックレンジ
の大きい音楽や、なるべく大きい
音で聴きたいときには鉄針です。

HMV157 マホガニー

 まさか自分が蓄音機を購入し、SP盤を聴くようになるなど、2002年の前半までは考えても
みませんでした。きっかけは、SP盤をもらったこと、ネットで知り合った方にSP用のカートリッ
ジやポータブル蓄音機を貸していただいたことでした。

 それまでSP時代の録音物は復刻のLPやCDしか聴いたことがなく、当時のSP盤を聴いた
感想は半ばカルチャーショックでした。ステレオLP時代以降の新しい録音と比べればFレンジ
が狭くスクラッチノイズもあり、HI-FIとはいえませんが、復刻盤を聴くのよりずっと鮮度が高く
実体感のある音質で、当時の名演奏の良さがよりはっきりわかるのです。

音楽とオーディオの部屋 トップページへ