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セパレートタイプのCDプレーヤーでは、DAコンバーターの違いで音のグレードが変わってしまうということが言われます。しかし、様々なトランスポートやDAコンバーターの組み合わせで試聴しますと、DAコンバーターよりむしろトランスポートの方が音質に対しての支配力が大きいと感じます。またデジタルケーブルの選択、セッティング、電源環境もかなり音質のグレードに大きく関与します。この状態になってCDを聴くのがより楽しくなりました。しかし、アナログLPを聴くことは止めません。


CDプレーヤーのサーボ量が少なければ少ないほど音が良い?
P−0sは、サーボ量を通常のCDプレーヤーより少ないリファレンスモード、しっかりサーボがかかるノーマルモード、ユーザーがサーボ量を自在に可変出来るマニュアル・サーボモード、というのがありサーボ量を可変することができます。サーボのゲインを落とし、サーボを少なくしていくとある時点で音飛びするようになりますが、音飛びしない範囲でサーボ量が少なければ少ないほど音が良いという傾向にあるのは容易に確認できます。CDディスクの偏芯を補正し、ディスクを挟み込むように回転時の上下動を少なくするようなとんでもないメカニズムに頼ることで、サーボを少なくしても安定してCDのビット情報を拾い上げるように作られています。現実に、通常のCDプレーヤーではCDディスクの回転時に、偏芯や上下動に対してレーザーピックが強力なサーボにたよって激しく揺られるように運動しながらレーザーをビット面に照射してその反射光を拾っています。サーボにかかる電流変動は、一体型のCDプレーヤーではほかのメカ部分やDAC部分の電源に影響していることは充分に考られます。


VUK仕様へのアップデート
2003年8月に、P0sをVUK仕様にアップデートしました。これによって、Stellavox ST-2へ24bit/88.2Kで送り出せるようになったことや、内臓クロックの精度が向上したことなどから、明らかに音質向上しました。P0sからのデジタル信号出力の16bit/44.1Kと24bit/88.2Kの変更は、背部のトグルスイッチ一つで切り替えられますが、明らかにフッという気配感や音場感が24bit/88.2Kで送り出した方が良く出ます。



                          再生装置へ戻る    LUXMAN D500Xs`IIへ



ST2の下にもラスクを敷いています。上部にも小さ
なラスクを置いています。

デジタルケーブルは3mm経高純度銀単線の三芯構
造でシールドが金メッキ銀編み込みのバランスタイプ
です。このケーブルに変更した前と後では音のグレ
ードに相当な違いがありました。

インシュレータは前のD500`sIIの時のものを流用
し、右の写真に写っているスパイクの受け皿は使
用していません。プラスチック製のサブインシュレー
タは取り外し、ガタつきが無いように金属製スパイ
クを直接ラスクボードで受けています。


電源ケーブルは3mm経高純度銀単線を使用し、
アースラインは2mm経銀単線です。本体と電源部
を結ぶアースラインも2mm経銀単線を使用してい
ます。このアースを外してしまうと、音質が劣化して
しまいます。

2002年7月にメインシステムのCDプレーヤーを
グレードアップしました。今まで使っていたCDプレ
ーヤーと比べてしまうと、グレードは相当に上がり
ました。

電源部の下にもラスクボードを使用しています。
あるのと無いのでは、かなりSN感や音の鮮度
が違ってきこえます。

Esoteric P0s + Stellavox ST2