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2002年7月より電源ケーブルを純正に戻し、サブシステムに繋がれて余生をおくっています。上記の写真は、メインシステムのCDプレーヤーとして使用されていた時のもので、Esoteric P0s + Stellavox ST2が来るまで、8年間手を加えられながら使用しました。

使用8年経過してCDM3メカの交換を含むオーバーホールをしました。
交換された古いM3メカをまだ捨てずに取っておいたので、写真に撮って載せてみました。

       

CDM3メカは、スイングアームといわれる方式のCDドライヴメカで、ピックアップ部が文字通り支点を中心に弧を描くように移動していくもので、支点の反対方向にはカウンターウエイトが付いていて、アナログプレーヤーのオフセットアームに似ている。フレームとアームはダイキャスト製であり、見た目は非常に堅牢な作りである。スチューダーA730など、様々な名機と言われたCDプレーヤーに搭載されていた。





【メインシステムとして使用していた頃の状況】


電源ケーブルは3mmの銀単線を直付けし、2mm径銀単線でアースも取っています。
このCDプレーヤーは、パワートランスのすぐ近くに集中したアースポイントがあり、各所からのアースラインがネジで止められていますので、そこから銀単線を使ってホスピタルグレードのコンセントまで持っていっています。純正のインシュレーターを外してラスクに変更しています。プリアンプまでのRCA-RCAインターコネクト・ケーブルは2mm径の銀単線を使った2芯シールドのもので、RCAコネクターは10mm径の銀の丸棒を削りだして作った特注のコネクターを使用したものです。

D500X`sIIは、その性格上、本来の音の性格がほんわかふっくらな感じなのですが、かなりソリッドな方向にチューニング出来て解像度も向上しています。メインの装置の中ではCDプレーヤーが一番貧弱ですが、現状のアナログの音に比肩できるだけのクオリティに上げようとすると、どう考えてもトランスポート+DACで数百万円位かかると思います。良い意味でも悪い意味でもこの改造は高価なCDトランスポート+DACが買えない者の悪あがきです。 それでも、改造したことで、かなり希望のバランスで鳴るようになりました。CDの購入枚数が増えたのも、これが原因です。未改造の頃とは、雲泥の差です。




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LUXMAN D500X`sII